白く輝く歯で、健康と美しさを

近年「誤嚥性肺炎」という言葉を耳にすることが多くなってきました。「誤嚥」とは、本来食道に入っていくべき食物や唾液が、誤って気管に入ることです。

「誤嚥性肺炎」とは、誤嚥によって食物や唾液と一緒に運ばれた細菌が原因となって生じる肺炎のことです。
唾液1ml中には10億個の細菌が生息し、口腔内には780種類の細菌が生息していると言われています。
高齢者や抵抗力が衰えた方は、誤嚥性肺炎のリスクが高くなります。

口腔内の細菌をすべて死滅させることは出来ないので、歯磨きだけでなく、歯茎、舌や粘膜の清掃に努め、せめて極力清潔に保ち多少の誤嚥を起こしても細菌数を減らして肺炎に至らないようにすることは、必要な事でしょう。
さらに、全身麻酔下での手術を予定されている方も、術前の口腔ケアを行う事で、術後の肺炎などの合併症を予防できるとされています。

「口腔ケア」の指導や実施をされるのはいかがでしょうか。